被爆者医療ひとすじに～被爆医師小林栄一の戦後史

1941年12月8日～1945年9月2日に勃発した太平洋戦争。　本土決戦や東京大空襲・原爆などによって多くの犠牲者を出すなど日本がアメリカをはじめとする連合国に敗れた戦いで、太平洋戦争で亡くなった日本人はおよそ300万人・・・　そこには数々の悲惨なエピソードや知られざる真実が潜んでいます。
特に、第二次世界大戦末期の1945年（昭和20年）8月6日に広島、8月9日に長崎に投下された原子爆弾は、多くの死傷者を生み出すことになり、生き残った人も現在に至るまで被爆の後遺症に苦しんでいます。
そんな原爆の被爆者医療に携わってきたのが、大阪の此花診療所の医師・小林栄一（こばやしえいいち）さんで、自身も長崎で被爆した小林栄一医師は、これまでにのべ5000人の被爆者を診察してきました。　果たして、小林医師はどのような想いを抱いて診察を行ってきたのでしょう・・・

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