薮中三十二 [教授・研究者]
外交官として活躍し、ただいま外務省顧問の藪中三十二(やぶなかみとじ)。 1969年に外務省へ入省した藪中さんは、キャリア試験に一発合格して1970年に外務省上級職となります。 以来、アメリカ・韓国・インドネシア・イギリス・スイスなどの海外で実績を残していき、存在感を発揮。 2002年から就任したアジア大洋州局長時代には、北朝鮮・中国の外交を担当。 拉致被害者の返還交渉や北朝鮮核問題における交渉を行い、2004年に拉致被害者家族の帰国が実現するなど成果を上げました。 その後、2010年をもって退職し、現在は立命館大学教授に就任しています。 なお、事務次官という外務省のトップに上り詰めた薮中さんですが、東京大学や京都大学卒が当たり前の外務省の中で大阪大学中退ということで、ちょっと異色の存在かもしれません。
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2011-02-27 16:33
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