田部井淳子「いつでも山を」

エベレストに女性として世界で初めて登頂したことで知られる登山家の田部井淳子（たべいじゅんこ）。　昭和女子大学英米文学科を卒業した田部井さんは、社会人の山岳会に入会して登山活動に力を注ぐことになり、1962年に女子登攀クラブを設立します。　そして、1975年に世界最高峰のエベレストに挑み、女性世界初となる登頂に成功。　また、1992年には女性として世界初の七大陸最高峰登頂者になるなど、女性登山家として確固たる地位を築いていきました。　まもなく70歳を迎えようとしている田部井さんですが、登山にかける情熱は衰え知らずで海外登山に出かける傍ら、山岳環境保護団体・日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラストの代表をつとめるなど精力的な活動を展開しています。

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